松ぼっくり
ある日、散歩から帰ってきた2才の息子が松ぼっくりを持ってきました。
「これ!ぼくり(松ぼっくり)」
と自慢げに見せてくれました。
近所で松があるのは川沿いの並木道。
距離は徒歩10分くらい、息子の足ではもっとかかります。
妻がいうには、家に着くまで大事に持ってきたそうです。
息子にとっては、宝物なのかもしれません。
松ぼっくりは、晴れた日は傘を開き、雨の日は傘を閉じる性質があります。
これは傘の中に種があり、晴れた日に飛ばすためなんだそうです。
種を飛ばし終えた松ぼっくりは、木から落ちていきます。
役目を終えた後でも子どものおもちゃや工芸品として活躍します。
最後まで役に立つというわけですね。
私もそのような人間になれるよう頑張っていきたいです。