フォトアルバムで楽しむ②
私の実家は田舎の漁師町です。
おじいさんもおばあさんも親も弟も海のお仕事をしています。
私にもそういう時期がありました。
北は北海道、南は沖縄まで行きました。
地元を出港すると数か月は帰ってこないお仕事です。
次の港に入るまでを1航海(約12日間)といい、地元に帰るまでに4~8航海します。
航海中は主に半日を3分割してワッチ(見張り)をします。
- 0時~4時(ぜろよん)
- 4時~8時(よんぱー)
- 8時~12時(ぱーぜろ)
2航海すると担当するワッチの時間が変わります。
このワッチの大変なところは、半日で1ローテーションするところ。
つまり1日で2回やるのです。
ですが、ワッチ中はブリッジに上がれるので船が好きな人にはたまりません。
計器類の操作や高倍率の双眼鏡にて周辺の確認
レーダーや海図を使って航路の記録をつけていきます。
オートパイロットによる操縦で、漂流物や向かってくる船がいる場合の舵取りもします。
懐かしい記憶です。
船乗りをしていて一番の楽しみは「様々な場所に行ける」ことです。
ほとんどは記憶にしか残っていませんが、1ヶ所だけ写真が残っていました。
次回投稿します。お楽しみに。