写真で思いだす②
皆さま、こんにちは。
ホットイン石巻スタッフMaiです。
今回もスマホのなかにあった思い出の写真を投稿します!
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これは2015年に友達と岩手県にある中尊寺にいったときの写真です。
中尊寺金色堂には奥州藤原家三代が今も納められています。
皆さんは藤原氏を知っているでしょうか。
歴史好きのひとは知っているかもしれませんね!
初代 :藤原清衡
2代目:藤原基衡
3代目:藤原秀衡
平安時代に奥州という広大な土地を支配した藤原家です。
初代の清衡が中尊寺を立てた理由は、世の中が平和になるようにという思いからだったそうです。
中尊寺を作るにあたって清衡は『中尊寺建立供養願文』というものを書いています。
平和な世の中を作るために国造りをするのは世界の歴史の中でも珍しいことでした。
2代目の基衡は、奥州で採掘された金を使い交易に力を入れて豊かな財力を活かし、初代清衡の平和な世の中を作るという思いを中心にさらに国を発展させました。
そしてこの基衡の時代に、毛越寺の建設をはじめたそうです。
そして3代目の秀衡が藤原家のなかで一番有名な人物だと思います。
秀衡は2代目基衡が作った毛越寺を完成させ、奥州の広大な土地を整備し都市を完成させました。
金山で作った豊かな財力と土地を統べる才能があった秀衡は「北方の王者」として奥州に君臨したのです。
源義経が兄:頼朝から逃げて奥州に落ち延びたときに匿ってあげたのがこの藤原秀衡でした。
ぜひ歴史が好きな人は岩手へ行ってみてください!もっとたくさんの歴史を知ることができると思います!