久しぶりの読書
皆さま、こんにちは
ホテルホットイン石巻スタッフMaiです
先日の休みに久しぶりに本を読みました。
読みたいと思って買っても、なかなか集中して本を読む時間がとれず・・・
連休の最初の一日を、丸っと読書の日にしました!
読書が好きで度々投稿させてもらっています!
前回の投稿もよかったら見てください!
今回読んだのは「流浪の月」という、2020年本屋大賞を受賞した作品です。
9歳のときに誘拐され監禁されていた少女:更紗(さらさ)
19歳の時に9歳の少女を誘拐し監禁した青年:文(ふみ)
誘拐された少女と誘拐犯の青年ということで、一躍時の人になってしまったふたり。
しかしその事実は、ネットや週刊誌、新聞やテレビの報道と同じではありませんでした。
事実と真実は似ているようでちがうものということが、すごく丁寧に書かれている作品でした。
一度ネットに個人情報が載ってしまえば半永久的に残ってしまう、デジタルタトゥーに悩まされる二人。
人の『善意』とは本当にその人の為になるのか、考えさせられるお話でした。
話の中に
せっかくの善意を、わたしは捨てていく。そんなものでは、わたしはかけらも救われない。
という一文がでてきます。
この小説を読み終えるときに、この意味がとても深く、難しいことであることがわかります。
ホットイン石巻のラウンジにも、たくさんの小説やマンガが置いてあります。
やはり一番人気は某海賊マンガですね(笑)
様々なジャンルの本がたくさんありますので、お気に入りの一冊を見つけて滞在中に皆さんもぜひ一読してみてください!
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