世界経済のニュース≪ガソリン価格の上昇について≫

皆さまは世界経済のニュースに関心はありますか?
「オレは興味がないな」という方でも、物の値段が上がると聞けば、人ごとではなくなるのではないでしょうか。

経済新聞

特に原油価格が高騰しており、近々ガソリン価格は170円の大台を突破すると言われております。
1年前のガソリン価格は約130円でしたので、30%以上の値上げとなります。
なぜなのでしょうか・・・調べてみました!

なぜガソリン価格が上昇しているのか?

産油国の増産ペースの鈍化とガソリン需要の高まり

  • 産油国はコロナショックの際に原油価格が暴落したため、コロナウイルスの変異株によるパンデミックを警戒し増産に対して消極的です。
  • コロナウイルスのワクチン接種や経口薬など医療が進み、人の動きが元に戻りつつあるため需要が増えてきています。

需要する側と供給する側の考えにズレが生じているように感じます。

円の価値が下がっている

  • 金利が高い国は通貨の価値が上がります。
  • デフレの日本では金融緩和を行っているため金利がとても低いです。
  • 一方、諸外国では金利が上昇しており、相対的に日本円が安い=輸入する際のコストが上昇しています。

私たちにとっての100円は100円ですが、外国紙幣に換算すると手元にくる金額が毎回違います。
今の日本は『円安』の状態です。世界の通貨と比べて日本円が下がっているのも一つの問題のようです。
日本のデフレは30年以上続く問題であり、ガソリンの需要は今後も増える見通しのため、今年中はガソリン価格が上がる可能性が高いです。
ではどれくらいまで値上げするのでしょうか・・・それについて調べてみました。

1リットル=186円!!

原油価格の予想推移で最大で186円の価格がありました。
過去最高値である2008年8月の185.1円を上回る価格です。
※あくまでも予想のため下回る可能性もありますし、これ以上になるかもしれません。
仮に186円になったら・・・せっかくコロナウイルスから元の生活に戻りつつあるのに外出をためらってしまいます。
これからもガソリン価格には目が離せません。皆さまもこのブログを読んで興味をもっていただけたらなと思います。