本を読む
Maiホットイン石巻スタッフMaiです。
先日、書店で『死刑にいたる病』という本を購入しました。
志望校に落ちてしまい、親からは浪人することをゆるされずしぶしぶ他の大学へ進学した主人公。
退屈な学生生活を過ごしていると、一通の手紙が届きました。
差出人は史上最悪の連続猟奇殺人犯から。
手紙には"ある事件を調べてほしい"という依頼と、"一度会って話がしたい"と書いてありました。
なぜ学生である自分に、殺人犯からこんな手紙が届いたのか分からなかった主人公。
実際に刑務所で会って話を聞いてみると、30件以上の殺人容疑の中でたった1件だけ自分の犯行ではない、これは冤罪だと犯人はいいました。
主人公はその事件を調べることに。そして事件を調べていくなかで自分と殺人犯の過去を知っていきます。
阿部サダヲさん、岡田健史さんダブル主演で映画化もされたこの作品。
私は最初、殺人犯の過去に同情しました。可哀そうだな、違う環境だったらこんな風にならなかったのかなと感じたのです。
しかし読み終えると可哀そうだと思うのは間違いだったと思いました。
これ以上はネタばれになるので、気になる方はぜひ読んでみてください。
