死んでもふたり一緒
5月6日、義理の父と義理の母の回忌法要をしました。
久しぶりに、娘たち3人も帰ってきて一気ににぎやか。
三女は義理の父の記憶が全くありません。
それでも、この日のために作ったお料理を囲んで優しかった二人を偲びました。
人参の白和えは義理の母のレシピで作りました。
水をしっかり切った木綿豆腐にピーナッツペーストを加えて、すり鉢で滑らかに。
そこに千切りにしてゆでた人参。
さらに、カラフルに着色されたかわいらしい『お麩』を戻さず加えます。
和え衣の水分を、戻さないお麩が吸って、こっくりとした白和えになります。
義母から受け継いだすり鉢とすりこぎ棒で作りました。
この二人、毎日のように口喧嘩をしていて、嫁いだばかりのころは『よくも毎日喧嘩できるな』と思っていました。
ほどなくして、それは喧嘩ではなくコミュニケーションの一つの形なのだと気づきました。
義父は今年27回忌、義母は7回忌でした。
回忌法要は6年、4年ごとだから・・・
次回は6年後の33回忌と13回忌
その次は10年後の37回忌と17回忌・・・
なんとなんと、ずっと二人一緒の回忌法要。
死んでからも、ふたり一緒です。