花のない果物
無花果(花のない果物)と書いてイチジクと読みます、こんにちは、JWです。今回はイチジクのお話です。
花が無いといっても実際には果実の中に花が埋もれているんです。父が好きで植えていました。
イチジクには夏果と秋果があって、私の家のは秋果です。大量に実が成ると、隣近所の方々にもあげていました。
父が亡くなる直前にも大量の実が成っていましたが、亡くなってからはあまり実が成りません。
父は特別な栽培方法をしていたのでしょうか?
というと、そうではないようです。
特に肥料をあげるわけでなく、芽かきや実の間引きをするわけでもなし、イチジク農家さんがやる栽培方法はしていなかったようです。
私の家は農家ではありませんので、別に不思議な事ではないですが、何故たくさん実が成ったのだろう・・・
ただ一つだけ、その年に実が成った枝を12月~2月までの間に剪定する、という事はやっていたようです。
秋果のイチジクには、その年に新しく生えた枝にしか実が成らないという特性があります。
なので、剪定することによって翌年に新しく枝が生えるように促すわけです。
そこで私もやり方を調べながらやってみます,「これで合っているのだろうか?」と大きな不安に駆られながら(汗)
すると今年は青々と枝が茂ってきました。
イチジク農家さんが見たら「これ芽かきしないと」「実を間引きしないと」と指摘を受けるに違いありません。
しかし今年は・・・あえて完全に放置します!!!
その理由は、去年ミニトマトの芽かき作業を、言わば教科書通りの栽培をしたんですが、実があまり成らなくて。
今年は完全放置にしてみたら、たくさん実が成って(それも甘い)。
ミニトマトとイチジクは生理が違うでしょうから、それがイチジクに当てはまるかはわかりませんが
そのミニトマトの成功体験(?)から、イチジクもそうして見ようと思います。結果は如何に。
イチジクは甘露煮やジャムにするのがポピュラーですが、私は冷やして生のまま食べます。
果物は加工せずにそのまま食べるのが好きです。
今年は大きい実がたくさん成って欲しいなあ。