3枚のパネル
みなさまこんばんは。shibaです。
前回に引き続き、仙台市の荒井駅構内にある「せんだい3.11メモリアル交流館」について投稿します。
今日は特に印象に残った3枚のパネルについて。
まず1枚目『仙台平野を津波が襲うパネル』
目を背けたくなりますが忘れてはいけない、伝えていくべき『恐ろしさ』だと思いました。
一緒に写っている家の大きさと比べると巨大で恐ろしいのかがわかります。
津波が来たと認識してからでは、まず逃げ切れないと思います。警報が鳴ったら『とにかくすぐに避難する』ことが重要です。
次の一枚はコチラ。
震災発生直後は余震、がれきの山に火災など、救助活動も危険を伴う状況でした。そんな中救助隊や自衛隊の方が毎日活動してくれました。そんな救助活動の一枚です。
3月のずっしりと湿った冷たい雪が降る中、がれきに囲まれて救助を待つ事がどれだけ心細かったか?救助の手が差し伸べられたその時、心の中はどんなだったか?想像していたら、しばらくパネルの前から動けなくなりました。
最後の一枚はコチラです。
震災後復興に尽力してくれたのは救助隊や自衛隊だけではありません。ご自身も被災していながら、復旧作業にあたっていた方が大勢いらっしゃいます。
もちろん全国からも復興作業の為に多くの人に来てくださいました。
私も当時復興作業の手伝いをしていたのですが、皆さん会社に泊まり込みで昼夜問わず作業をしていました。そんなたくさんの人たちの力で今の宮城県があるのだと思います。復興の道のりはまだまだ続きますが、前進していることは確かです。
私が選んだ3枚のパネルの他にもたくさんの展示があります。皆様にもぜひ見て頂きたいと思います。