壁新聞

こんにちは。
ホットイン石巻HiRooooMiです。

近くのショッピングモールに、東日本大震災を振り返るパネルの展示がありました。
震災後の写真や、復興の様子など。


そして、石巻日々新聞社が震災の時に発行していた『壁新聞』もありました。
震災直後に発行された6枚の壁新聞です。


石巻日々新聞社は震災の被害で機械が故障し、輪転機が動かせない事態になってしまったそうです。
そんな中「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を発行。

記者の方々は家族や親族の安否も確認できないまま、生死をかけながら取材を行い、この『壁新聞』を作ったそうです。
この壁新聞は避難所などに貼りだされ、地域住民の貴重な情報源となりました。

震災当時はテレビもみれず、携帯電話の充電もなくなり情報を手に入れる手段は、ほとんどありませんでした。
そんな時にこの『壁新聞』は貴重な情報源となり、とても心強かったと思います。

2011年3月11日に発生した、東日本大震災から今年で13年です。
あの日感じた怖さは今でも鮮明に覚えています。

自然災害をなくすことはできませんが、被害を減らすことはできるはずです。
自分と大切な人を守るために、もう一度”防災”について考えてみてください。

元旦には能登半島地方でも大きな地震がありました。
被災した方々に一日も早く『あたりまえの日常』が戻りますように。

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