本を読む

皆さま、こんにちは。
ホテルホットイン石巻スタッフMaiです。

書店でインパクトのある表紙をみてから気になっていた本を買いました。
タイトルは『よるのばけもの』
若い世代には"キミスイ"と呼ばれる『君の膵臓をたべたい』の作者、住野よるの小説です。

よるのばけもの

主人公は夜になると"ばけもの"になってしまう少年安達。
ばけものの姿で忘れ物を取りに来た夜の学校で、少女矢野に会うことで物語は始まります。

矢野さんはクラスメイトからいじめられている女の子です。
安達くんは、積極的に矢野さんへのいじめに参加するわけではありません。
でも、もう一つの自分の姿のことでいじめられること恐れて、自分が標的にならないように行動しています。
そんな風に考えているから、クラスメイトの雰囲気にあわせて、ときにはいじめの加害者側になることも。

夜の学校であって話すようになる安達くんと矢野さん。
夜にばけものの姿の自分に対して、昼間と変わらない態度で接してくれる矢野さんと、昼間は矢野さんをいじめる側にたつ安達くん。
自分の弱さに気づかされます。
昼間でも矢野さんの挨拶に返事をしてくれるようになりましたが・・・。

これ以上はネタバレになりますね。
私は矢野さんの
『いじめるのが好きなふりして、本当は誰かを下に見ていないと不安で仕方がない女の子』
という言葉が気になりました。
少なかれ、もしかしたら人が心の中で思っている事なんじゃないかなと・・・。

ぜひ読んでみてください。

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