電波塔とビルのあかり

ホットイン石巻スタッフ、jinです。


ゲストハウスホットイン仙台長町に転勤した当時に住んでいた部屋からの景色です。
今から4年前。ホットイン石巻6周年の記念イベントを終えた夕方過ぎ、車いっぱいに荷物を詰め込み仙台へと向かいました。
仙台へ到着した時にはすっかり日も暮れていて、車から降ろしたばかりの荷物が散乱した部屋で、見知らぬ土地の電波塔とビルのあかりを眺め『本当に勢いでここまできてしまったなぁ』と、一気に押し寄せる不安とともに新天地へ来たことを実感させられました。

それから約8ヵ月後。ホットイン仙台長町は新型コロナウィルスの影響で休業を余儀なくされ、その後に閉館しました。
今は就労支援のセルフフォトスタジオとして稼働しています。

休業時期の業務を含めても自分が在籍していたのはほんの1年ほど。
短い期間でしたが本当に多くの人との出会いがありました。
思うようにいかない日々の連続だったけれど、真っ先に思い浮かぶのは共にゲストハウスホットイン仙台長町でがんばってきたスタッフ一人一人の笑顔です。

仙台を離れる日の前夜。荷物がまとめられ片付いた部屋で、見慣れた土地の電波塔とビルのあかりを眺め、『来てよかった』と、少しづつ溢れてくる名残惜しさとともにこの地での生活の終わりを実感しました。
『ありがとう。ゲストハウスホットイン仙台長町』

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