本を読む

皆さま、こんにちは。
ホテルホットイン石巻スタッフMaiです。

ふらっと書店へ立ち寄った時、1冊の本が目にとまり買って読んでみることに。
タイトルは「幻告」
五十嵐律人、初めて読む作家さんです。

ミステリー×タイムリープ、異色の小説

主人公は裁判所で働く書記官。
ある日職場でめまいが起き、目が覚めるとそこは自分の父親が有罪判決を受ける裁判のさなかでした。
主人公はこのタイムリープをきっかけに、父親の事件が冤罪の可能性があることに気付きました。
どうにかして父親の無罪を、そして真犯人を探すために現在と過去を行き来して、事件の真相を探る物語です。

裁判官の制服が黒い"法服"であることは、きっとドラマなどでみたことがあると思います。
なぜ黒なのかというと「黒は何色にも染まらない、ゆえに裁判官は公正であることの象徴」だからだそうです。
裁判官や法廷ってどこか自分には関係ない、少し神聖な人や場所の様に思っていました。
しかし、裁判官もただの人間なんだなと小説を読んで思いました。

タイムリープのおかげで、少しずつ"現在"が変わっていきます。
すべてが上手くいき、父親の無罪が証明されるのか・・・
それは読んでからのお楽しみです。

難しい専門用語も丁寧に説明されていますが、時系列を整理しながら読むのは少し大変でした。
気になった方はぜひ読んでみてください。

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